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日経産業新聞にシアバターノキ植林事業について掲載されました。

現在、「環境ビジネスエージェンシー」さまと、ブルキナファソで進めているシアバターノキ植林プロジェクトについて、日経産業新聞に9月27日付けで掲載されました。

 

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シアバターはブルキナファソにおいて、年々その経済的重要性を増してきています。世界レベルで需要が増えてきているのです。

確かに、シアバターはお金をもたらしてくれる大切な財産。でも、同時に、現地の人々の貴重な栄養源・日常薬・美容クリームでもあります。隣国マリでは既に外国企業が高く買い付けるせいで現地価格が値上がりし、人々が買えなくなるという事態も起き、問題になっています。また、サハラ砂漠に近いブルキナファソでは、気候変動の影響からか人口圧力のせいかわかりませんが、北部・中央部でシアバターノキの収穫量が減り、自然交代が進まず、既に老化が始まっていると言われています。

そこで、現在ブルキナファソでわかっているシアバターノキ育成に関する最新知識と技術を駆使し(とはいえ、かなりアナログですが)、シアバターノキの植林と実の増産を図ろう、ということになりました。

シアバターノキは成長が遅く、通常、最初の実をつけるまで15年から数十年かかります。

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さらに、種子の保存がきかず、地上部分よりも根の発達が急速に先行するなど、苗木作りも植林も一筋縄ではいかないため、今までブルキナファソでは大規模な植林プロジェクトは存在しませんでした。

今回のプロジェクトでは上記のシアバターノキについての知識・技術を普及することも視野に入れ、10年の歳月をかけて育苗・植林・接木・増産を行います。

植林について、当社のシアバターを作っていただいている国有林周辺村落の住民森林管理グループと協働し、アグロフォレストリーを取り入れつつ、村落部女性のためのミクロ・プロジェクトも実施します。

そして、当社のソープを作っていただいているAIDS対策市民団体には苗畑を委託し、更にCIMG0380.JPGHIV/AIDSに感染した女性および影響を受けた女性たちのためのミクロ・プロジェクトも実施します。

これらはすべて計画段階ですが、年内あたりには、正式発表になるかもしれません。どうぞご注目ください!

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